DUCATI 3

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2022年3月31日木曜日

TRIUMPH Thruxton R  






桜の花が咲いています。

近所は、ちょうど8分咲きくらいでしょうか。





待ちゆく人たちも、立ち止まって写真を撮ったり

和んだ表情が見られます。

やはり桜は、日本人にとって特別な存在ですよね。

1年に一度の、華やかな景色を楽しみましょう。







さて

愛車と風景を絵にしてほしい。と

オーダーを頂きました。








紅葉が美しい、秋のワンシーンです。



踊るような光がキラキラと差し込んでいる

とても美しい写真でした。







「光」や「風」は

暮らしの中では、当たり前のように感じていますが

それを「色」で表すのは、けっこう難しい。




別紙で試し塗り



紙によって、性質が違い

絵の具の使い勝手も変わってくるので

制作前に、いくつかの紙でシュミレーションしてから臨みました。









トライアンフの「黒い影」を描いていくと

画面が引き締まっていきますね。






紅葉の背景だけの時は、”メルヘン”な雰囲気だったので

ようやくバイクの存在感が出来て、ようやく安心しました。











金属には、落ち葉の色が写り込んでいます。




固定観念を覆す色合いを

楽しみながら色を塗っていきました。






日本の四季は、美しい。

改めてそう思いました。




アングルもいいですね!



秋の風を感じます。




オーダーありがとうございました!




2022年3月29日火曜日

ある日曜の夕暮れの話

 

3月27日

どんよりとした曇り空の日曜日



桜が咲く季節は、グレーな空が多いですよね。













家でのんびりお昼ご飯を食べながら

ガンズガレージさんの

月に一度のフリーマーケットだということに気が付きました。




遅くなったけど

バイクで寒川へ向かってみました。




ガレージでギターの練習しなよ♪と

言ってくれたことを思い出して

楽譜を担いでネ。


photo by Lawsonさん thanks



道に迷って、ようやく到着。




いつもガレージの前に並ぶカブが、一台もない。。

雨が降りそうだから、早めに切り上げたとのこと。

みんな帰ったあとでした。










せっかくだから、弾いていきなよ。と

カズさんの優しいお言葉に甘えて

ブルーハーツの夕暮れを弾かせて頂きました。










「夕暮れ」は、優しくてあったかくて

好きな歌です。


ーーーー

はっきりさせなくてもいい

あやふやなまんまでいい

僕たちはなんとなく 幸せになるんだ


何年たってもいいい

遠く離れてもいい

独りぼっちじゃないぜ ウインクするぜ。

ーーーー




コロナ禍の今、さらに胸に沁みるんですよね。


カズさん、皆さん
お忙しい中、ありがとうございました。





日々鍛錬します♪






2022年3月25日金曜日

色メガネの話

 




昨日 気づかなかったことが

今日 いきなり見えたりする。








ネコも人も鳥も犬も

だいたい頭の前方に、二つ目が付いていて

同じ景色を見たとしても

考えることは それぞれ違う

十人十色。











思い込みや固定観念、先入観や偏見・差別etc...

頭を固くする‘‘色メガネ‘‘を取り去って

世の中を見たいと、切に願う 

春の朝であります。











平和って

地球上にあるとしたら

人の心の中で作れるものなのかもしれない。







テレビでは連日

胸が痛くなるニュースが流れるこの世界。

なんとかならんものかね。



















2022年3月14日月曜日

旅立ちの3月、だった話。

 



先週のこと

打ち合わせがあり、野比のPILOTA MOTOに行ってきました。



バイクに乗っても、指先が凍えなくなりました。

もう春ですね。





開国橋まで走ると、目の前に

青い海が広がります。





時間に余裕があったので

バイクを停めて、キラキラ光る海を眺めていると





港から、フェリーがゆっくりと出航していくのを見て

旅に出たくなりました。




ターコイズとオレンジがステキ






PILOTA MOTOのカレー、美味しかったです





3月といえば、

広島を思い出します。



2008年から10年間、各地のバイクイベントを巡っていたころ

一年で一番初めに開催されるイベントが

広島のWEST JAPAN MOTORCYCLE SHOW でした。



全7回開催の中、私は4回出展



広島を封切りに、12月まで15か所ほどのイベントに出展していました。


そんなこともあり、3月になると広島を思い出すのです。



ロングドライブで一人、どこまでも走りました。

忙しいけど楽しい10年間だったな。と、遠い目で海を眺めていました。





コロナ禍しかり、世界情勢も不安定になっていますね。

心が痛むニュースも連日放映されています。

どうにもならない現実もあり

息が詰まることもあるけれど





そんなときは
深呼吸でもして





近所の散歩など、小さな旅を

ささやかに楽しんで過ごすことにします。





(遠い目)






2022年3月2日水曜日

40年間、眠っていたギターの話。

 




友人の家に、昔使っていた古いギターがあることは

以前から知っていました。



高校生の時に、初めて買ったギター。

面白くて、毎日のように弾いていたとのこと。







5年ほどでマイブームが去り

触ることもなくなってしまったそうです。





それから40年




彼女が、何度か引っ越しをしても

捨てずに箪笥の上に保管してあったギター。





ボディの汚れを取り、磨きあげて




ここ最近

もう処分しちゃおうかな。なんてつぶやいたのを耳にして





くすんで灰色だったペグも、一晩薬品につけて磨き上げて








もったいないから、その前に

弦を張ろうよ。と懇願しました。






ネックの”そり”も少しだけで



預かった日に見た

大きな袋にざっくりと包まれたギターは

全体がくすんだ色をしていて、無表情。




本当に冬眠しているようでした。





ピカピカに変身



モーリスのW-18

1970年代に1万8千円で販売されていたから「18」とのこと。




フォークブームの当時

初心者用として販売され

若者がお小遣いをためて、大喜びでギターを手にした光景が浮かびます。





姉さん(友人)も、例外ではなく

ピックガードには、弾き込んだ跡がしっかり付いていました。


青春の音色が聞こえてくるようです。







日本製の古いギターは

「ジャパンビンテージ」と呼ばれて

今となっては貴重な存在ですよね。





実はその音色にも、興味津々でした。





弦を張って、なんやら調整して

音を聞いたら、やっぱりすごいんです!



感動しました。



家にある、どのアコギよりも

綺麗に音が鳴る。。

ジャパンビンテージの底力を、改めて実感しました。









来年、定年を迎える姉さん。

がんばって働き続けたことも知っているから




これから増える自由時間に、

楽しみの一つとして

またモーリスと、第二の青春を過ごせたらいいな。なんてことも

思ったのであります。










先日、復活したギターを渡してきました。

さっそくご両親の前で、弾いてみたとのこと。






すっかり忘れてるよ。なんて笑ってたけど

きっとすぐに思い出すことでしょう。









冬眠ギターが復活して、

なにより私が嬉しかったのかもしれない。笑








そのうえ、復活作業をしてくれたのは家人。

私は企画発案と、作業を応援していただけであります。笑

ご協力、誠にありがとうございました。