DUCATI 3

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2015年6月5日金曜日

誰かのオトコ。誰のものでもないオンナ。











男に生まれたかったですか?

それとも、女?












どの国に生まれるか。



肌の色や、目の色、顔立ち。



産み、育ててくれるのは どんな人なのか。



そして、性別。







生まれる時に 選べる人は、誰もいませんね。










フォンテーヌブロー派 「ガブリエル・デストレ姉妹」






女に生まれてしまったから

もしくは、男に生まれたから



「ステレオタイプの1/2」に押し込められることが

日常生活の中で、たびたびあります。





いえ

しょっちゅうかもしれません。









女はこうだ。女はこうあるべき






同じく、男はこうあるべき

    


    







ここ日本では

そんな 古〜い価値観が

いつまでたっても根付いていると思います。









例えば




男は メカに強い。とよく言いますが

皆がミンナ そうではアリマセン。





直す!といって分解し

いつも、壊して終る人もいます。










女は、子どもを育てるのが上手い。

掃除や料理が上手い。



はたして、本当に そうでしょうか。










どちらが正しいとか

優れているとかの話しではありません。












”女はいつも群れて

集まれば うわさ話や陰口ばかり”



「女の腐ったようなヤツ」

なんて言葉までありますが










男の中にも、群れるのが好きで

うわさ話や 悪口が大好きな人達もいるのが

現実ですよね。













カラダは 女でも

群れずに 

一人で考え  行動し

他人の悪口を言うことに、

まったく興味のない人もいます。

















いつも思うのですが

男と、女。って










身体的特徴で1/2には別れますが

(肉体の構成は まったく違いますからね。)








その人の 考え方や 価値観、

もろもろひっくるめた”生き方”は

かんたんに1/2に 閉じ込めることは出来ないと思うのです。








ここ数年は

「オネエ」のタレントさんがTVでも人気があり

だいぶ偏見は薄れてきましたね。






同性の結婚(パートナー条例)が認められたり

目に見える形で、いろんな情報も増えました。







同性愛や

性同一性障害は

遠い昔からあったことです。






まだまだ

偏見や差別が強い社会だったから

日向に出て来られなかっただけ。
















「そもそもね、男と女は、わかり合えないんだよ〜」




居酒屋なんかで

よく聞こえてくる議題ですね。





そう断言出来る人は 

そもそもね、

自分以外の人間を理解しようとは 思っていなかったりします。







常に 

「自分フィルターの 色メガネ」着用。












カラダの作りなんか関係なく




同性だろうと

異性だろうと

隣の人が 考えていることなんか、そう簡単に わからないはず。













「夫」や「妻」

「仕事の内容」

「出産」 など


社会的に与えられた役割上

理解し合えることが増えるのは事実ですが。


















どこの学校を出たとか

会社の中での肩書きとか

そんなことは、二の次で







いつも 何を考えて

毎日を どう過ごしているか




それが一番大事なことだと思います。

















「自分らしく」


でいいのにね。










迷惑をかけなかったら

それでいい。






















長々と  書いてきましたが







ワタクシ 

戸籍上の性別は女ですが







子どもの頃から

WOMAN じゃなく、HUMANで生きています。










忘れもしません。

小学校を卒業し、中学に入る時

制服の「スカート」を履くことが

どんなに 複雑な気持ちだったか。





「学生服」が着たいわけではなく

中学に入るという行事で

「セーラー服」着なければいけない。ということが

不思議でなりませんでした。






そんな自分の気持ちに折り合いをつけ

「女装」を覚えた、 13歳の春でした。










髪を伸ばすのも

化粧をするのも


生まれつき持っている この顔や 

体型に合うように 装う 世渡り術。


それぞれの場面に立つのにふさわしい姿を

”デザイン”しているのみ。



















短い言葉にまとめると








うー、じゃなくて

ひゅー。








というお話でした。














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題名「誰かのオトコ、誰のものでもない女」は

それぞれの異性から "安心感・好感を持たれる確率が上がる" 立ち位置のこと。


語呂がいいので つけたタイトルですが

結婚していようが、熱愛していようが。 誰もが相手の「所有物」にはならない。

と考えております。

               by Minakopedia 





















土曜の追記

( 何かあったの?と心配してくれる連絡が

アチコチから入りますが

製作している絵の 区切りが良かったので

生まれてこのかた何十年も考え続けていることを

少しだけ書いてみただけであります。)




ね♫

数回合っただけでは、ヒトの考えている事なんか

なかなか わからないものです。




何年も一緒に暮らしたって

腹割って 長いこと話し合ったって


カチカチアタマの色メガネでは、

ホントのところは見えないのです。