紅葉を見たい、と
青森県の弘前市へ行ってきました。
街の中心にある 弘前城では
ちょうど「菊と紅葉まつり」を開催中。
11日(日)明日まで |
ミテクダサイ↑
感動の美しさです。
大きな門をくぐり、城内へ進むと
1000本の楓、2600本の桜が
見事に色付いていました。
ここは、お城の横の藤田記念庭園 広い庭園をお散歩しました |
お祭りの期間中、
夜は ライトアップも。
幻想的な雰囲気に 包まれます。
思わず「うわぁー」と 声が出ました。
(もちろん 一人ですが)
弘前城は
昼も夜も、楽しんできましたヨ♫
そして、
ずっと行きたかった場所へ
車で出発しました。
向かったのは 深浦町の十二湖。
白神山地の一角で
津軽国定公園に指定された 名勝です。
山の紅葉も、とてもキレイ |
弘前から 車で2時間ほど。
走る道のりでも
次から次へと 美しい光景が 目の前に広がります。
感動しっぱなし(笑)
千畳敷海岸 "イカ焼き"美味しかった♫ |
山を越えて、日本海に出ました。
逆光ですが |
海岸線を走る 五能線。
岸壁と波先の間を走る景観が 有名ですよね。
海辺のワインディング・ロード、R101号から
280号線を進み、山道を登ると
十二湖です。
地図を見て、小さい池も数えたら なんと18ありました。 |
たくさんの湖が、
ぞれぞれの景観で迎えてくれます。
落ち葉で 敷き詰められた道も、美しい。
隣にいた観光の方が 「午前中がいい」と言っていました |
実は、ここが目的地。
「青池」です。
夕方で陽が射さないため、この日の池は 深緑色。
神秘的な色でした。
うーん、大満足♫
森の、澄んだ空気を
胸いっぱいに深呼吸しました。
一面に広がるリンゴ畑は
吹く風も、甘〜い香りがするんですよ♫
神奈川では見られない |
この時期は、リンゴの収穫の まっさかり。
木箱をたくさん積んだトラックを
街中で見かけました。
お天気も良かったので
時間が許す限り、散策しました。
市内には、洋館が 多く残っています |
桜の葉って、こんなにキレイに紅葉するんですね。
寒暖差のなせる技かしら |
カラフルな水面。
お堀を泳ぐカモも 楽しそう。
「ねぷた村」では
三味線の実演を聞いて
音色を聞くと 津軽の大自然が 目に浮かんできます。 |
お囃子に会わせて、太鼓も叩かせてもらいました♫
ヤーヤード〜!
じゃわめいだ♫ |
禅林街という
お寺が並ぶ史跡にも行ってみました。
長勝寺まで続く並木道に沿って
33の寺院が並んでいるのです。
弘前城が建てられた1610年から
移築が始まったとのこと。
歴史を紐解くと、その理由がわかりますが
お殿様が考えることは、壮大ですね。
再びの
岩木山神社にも お参り。
お気に入りの場所です♫
今は 幻となってしまった、ある郷土料理を
どうしても食べたい私。
その昔は 飲食店などでも
おつまみに出ていたそうですが
もう 地元の人も すっかり食べなくなったとのこと。
スーパーで 干したタラを探しました。
細かく裂いて、生卵とお醤油を入れて かき混ぜます。
その名は「たらたま」
正体は、これだったのか! と
素朴な美味しさに、また感動。
生卵も タラも貴重だった時代。
農家の人達が 畑仕事を手伝ってくれた方へのお礼に 振る舞ったごちそう「たらたま」
たしかに、タラの身を 細かくする作業が 手間がかかる。
だから 作らなくなったのでしょうか。
流通の発達した現代では
固いタラをむしらなくても、おいしい食べ物が手に入るようになったからでしょうな。
好きデス。たらたま。
紅葉を巡る、弘前の旅。
美しい景色を
たくさん見て、味わってきました。
その美しさとスケールは、想像以上で。
自分の心に
化学変化が起きるほど、感動してきました。
東北、青森の 燃える秋。
また ステキな思い出ができました。
発車する合図に「津軽三味線」が流れます。 驚きました♫ |
長い旅の記録に お付き合いいただき、
ありがとうございました♫