先月
六本木の
新国立美術館に行ってきました。
新国立美術館 |
ホールには、ニキの代表作
"ナナ"をモチーフにした巨大バルーンが
空中に踊っていました。
モデルとして活躍した美しいニキ。
精神のバランスを崩し、
治療のために絵の製作を始めたそうです。
60年代、絵の具を仕込んだライフルで
造形した壁を撃ち続ける「射撃絵画」に没頭し
心の葛藤を表現していました。
そのころの作品は、ドロドロした闇をぶつけていて
暴力的な感じを受けました。
撮影を許可された"budda" |
あるきっかけを境に
カラフルで生命感にあふれた
女性像を造るようになりました。
女性は、いつの世もマイノリティ。
ニキが撃ち抜きたかったモノが なんだったのか。
わかる気がします。
11月の中旬でしたが
すでに、クリスマスの雰囲気でした。
帰り道は 写真展を巡り
FUJI FILM SQUAREで展示されていた
ナショナル ジオグラフィック
都会の真ん中で、ニキに撃たれて
良い刺激を 受けてまいりました。
Aさん、ありがとうございました♫