2015年12月1日火曜日

美女とライフル。 ニキ・ド・サンファル展に行ってきました。








先月

六本木の

新国立美術館に行ってきました。


















新国立美術館








ホールには、ニキの代表作

"ナナ"をモチーフにした巨大バルーンが

空中に踊っていました。








モデルとして活躍した美しいニキ。



精神のバランスを崩し、

治療のために絵の製作を始めたそうです。





60年代、絵の具を仕込んだライフルで 

造形した壁を撃ち続ける「射撃絵画」に没頭し

心の葛藤を表現していました。





そのころの作品は、ドロドロした闇をぶつけていて

暴力的な感じを受けました。










撮影を許可された"budda"





あるきっかけを境に

カラフルで生命感にあふれた

女性像を造るようになりました。






女性は、いつの世もマイノリティ。






ニキが撃ち抜きたかったモノが なんだったのか。

わかる気がします。



















11月の中旬でしたが

すでに、クリスマスの雰囲気でした。




















帰り道は 写真展を巡り





FUJI FILM SQUAREで展示されていた

ナショナル ジオグラフィック






















都会の真ん中で、ニキに撃たれて

良い刺激を 受けてまいりました。









Aさん、ありがとうございました♫