お月様が "ガン見"していますので。

数日前から、

強烈な視線を感じます。

ビッグイベント前の

そわそわする己に ムチ打って

絵に集中する日々。

ワタシのイベント参加での  ポリシーは

「出店」ではなく「出展」。

モノを販売するお店ではなく

絵をご覧になっていただく「個展会場」

という考えで 参加させていただいております。

「イベントでの売り上げウンヌン」よりも

オーダーをいただいた一人ヒトリのお客様に 

どれだけ喜んでいただけるか。

それが 一番大切。と信じて やってまいりました。

いつまでたっても

「商人」にはなれそうもありません。

絵を描く時は、

「絵の世界」にドップリと入り込みます。

邪念は禁物、でございます。

アッチもコッチも　上手くやれればいいのでしょうが

不器用なオンナです。

しかし

さすがに 搬入の前日ともなると

絵の中に 閉じこもっていたワタシに

 お月様が耳元でささやきます。

そう。　　何度も何度も。

もう 準備しないと間に合わないヨ

碧く そびえ立つスペインの山々と

しばしお別れの時がやってきました。

さよならジロー。

きっと戻って来るから。

１２月１日（日）

パシフィコ横浜に大集合デス♫

今回のショーでは

ブースで展示する絵を、

出来立てホカホカ  最新の作品に入れ替え

ご覧になっていただきたいと思っています。

ぜひ、お立ち寄り下さい♫

どうぞよろしくお願い致します。

ワタクシのブースはコチラ。

入口から進むと、ステージ前を左に曲がった場所。

「コレクティビティアレイ」という

コジャレタ名前のコーナーです。

ホレホレ 時間がないヨ〜

これから  準備デス！

目に見えない早さで走り回ります。

それでは

１２月 最初の日曜日は

ヨコハマでお会いしましょう！

お天気の心配もなさそうですね♫

道中、お気をつけて お越し下さい。

グランド ツーリング 始まる。

一枚の手記を元に

二人の青年が 

ヨーロッパ大陸を縦断した道を辿ってみました。

イギリスのサウサンプトンを出発し

フランス、スペインを駆け抜け

ジブラルタルから船でマルセイユへ。

北上してスイス、ベルギーを跨ぎパリを経由する 大旅行。

初めて知る地名ばかり。

地図を 辿るうちに

ヨーロッパを浪漫飛行♫したような気分になるワタシ。

　　　　　　　「単純」ってステキ！

１９２５年、冬。

冒険の旅に出たのは、

若き日の白洲次郎氏です。

ご存知でない方のために。ご参考までに ドウゾ♫

今回の絵は、クルマよりも風景がメイン。

そのため

ヨーロッパの空気感や、

雰囲気をインプットしなければいけません。

場所は、直感で スペインのブルゴスに決めたので

「スペインの街の色」を調べます。

古い写真なので

細かい所はボヤケています。

ベントレーを描き込むのに

たくさんの資料を探しながら

スケッチを完成させました。

さすがに 長い年月を経ているので

現存している実車と、

違うトコロが少々ありますので。  

スペインの、冬の空。

（おそらく こんな色）

道は、未舗装です。

これまた

参考写真を集めつつ

眺めつつ　

空想しつつ

欧羅巴の 大地の色を塗りました。

今日はココマデ。

「グランド ツーリング： 昔の上流子弟の 大陸巡遊旅行」

世界を知るために

冒険は必要なのです。

引き続き、ガンバリマス！

ワタシの プチ・ツーリング。

すんごい風。

とうとう、サイクリングロードが

砂に埋もれてしまいました。  ザリザリです。

ラッキーストライクと両切ピース。

キャンバスを整えております。

ジェッソでブンブン下地塗り。

次の作品は

激動する戦後日本の政治で

重要な役目を務めた こちらの方。

１９２５年、冬。

青年だった白洲氏が

ベントレーでヨーロッパ大陸を縦断しました。

白洲氏のファンであるOさんより

その 自動車旅行のワンシーンを撮影した

モノクロの写真を、

カラーの絵にしてほしい。とオーダーをいただきました。

冒頭の雑誌「太陽」も

資料として貸してくださったもの。

読み尽くしました。

ちなみに、タイトルのタバコの銘柄は

白洲氏の好きだった２種類です♫

実は

白洲氏のベントレーは、

数年前にも 描かせていただいたことがあります。

先々週に

ワクイミュージアムさんへおジャマしました。

ここは夢の国。

輝きを放つ 希少なクラシックカーが

ずらりと並んでいます。

そうです これは 白洲氏の愛車

共にヨーロッパを旅したベントレー。

実車です。

ミュージアムオーナーの涌井氏が

イギリスで探し出し、修復して 甦りました。

実際に、走るところも拝見したことがあります。

ものすごいオーラを持つ車両。

久しぶりに　再び描かせていただく機会を授かったので

もう一度　会いにきたのです。

そして

新設された「白洲次郎氏の資料館」

ここも、楽しみにしていた場所。

絵も飾っていただいてました！

うれしかったデス♫

生前 使っていた工具や

愛用のスーツなど、

なかなか拝見する機会のない

貴重なものが 展示されていました。

ありがとうございました。

ワクイミュージアムの皆さま

お世話になりました。

さて、本日は

朝から「太陽」を読みつつ 構想を練り

ジェッソを塗り重ねたキャンバスが乾くのを待つ間に

バイクで出かけました。

コピーはセブン♪

完成した絵を

旅立たせるための準備です。

原画は、オーダーをくださった方にお渡しするので

コピーを、手元に残します。

SUZUKI T500とネコさん

H.D BREAK OUT 

そして、ご注文をいただいた「茅ヶ崎より愛をこめて」

を額にセットするため

画材屋さんに

託してまいりました。

明日、引き取ってきて　発送いたします！

どうぞよろしくお願いいたします。

平塚の画材屋さんから 茅ヶ崎を通り越し

稲村ケ崎へ。

14時から。

午前中なので、TARO'S はまだ開いてません。

イベント出展とオーダーの製作で

ず〜っとバタバタなワタシ。。。。

「都合でいいですよ」と仰ってくださいますが

個展@TARO'S第５弾を

開催する予定が どんどんズレているので　

小心者のワタシは  やはり気になっております。

メッセージを 届けました。 

せっかくなので

そのまま タイヤを伸ばして鎌倉へ。 

ステキな人に

会いに行きました。

先週、パーキングでバイクをとめていた時に　

「私も 昔 バイクに乗ってたのよ。」と

声をかけて下さった方です。

「鎌倉で、おまんじゅう売ってるから 来てネ♫」

「ハイ♪　こんど行きます！」

私の辞書に 

「シャコウジレイ」という文字はありませぬ♫

美味しい おまんじゅうでした。

バイク乗りの先輩に

また、会いに行こーっと。

海はキラキラと光り

とてもキレイでした。

でもね。

南風が強いと

顔半分が、砂だらけ。

　　　　　　　　　

明日も、引き続きガンバリマス！

　　　　　　　　               ホモオダ ミナオ