DUCATI 3

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2025年9月8日月曜日

愛車の思い出を一枚の絵に。





「愛車を手放すと決めて

絵に残そうと思った。」と



ご連絡をいただき、胸が熱くなりました。








背景は、夕日と海に。

そして、満開の桜を描いてほしい。との

ご要望もいただきました。





桜の季節は春霞

優しい色の夕空を描きました。








年齢のことも考えて、大きいバイクを降り

乗りやすいものに変えるとのこと。








自分の体調に合わせて

乗り方を変えることは

バイクを長く楽しむ、大切なポイントですね。







今回の絵は、F12号のアクリル画。

606mm×500mmと、かなり大きい絵です。



筆を持つ右手が、絵をこすらないよう

手袋をして製作します。






大きい画面なので、細かいところまで

描き込みます。







そのため、完成まで

2か月の長い戦いでした。








時間がかかりましたが

とことん描きこむことが出来て

充実した2か月でした。






思い出の愛車

HONDA CB1100F

SUZUKI GSX1100 カタナ








想いを込めて、制作しました。








優しい夕陽が、思い出を

いつまでも照らしますように。


オーダーありがとうございました。






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8月上旬、

この絵を描いている時

東本昌平さんがお亡くなりになったことを

知りました。





数年前に海辺のカフェで何度かお会いして

私の絵を見てくださったこと。

握手してくれた、大きな暖かい手

走り去って行く後ろ姿




握手した右手で

バイクを描いていると

いろんなことを思い出しました。




無念を思うと、胸が痛みます。




東本さん、私はこちらで

もう少し頑張って絵を描いていきます。と




筆を取りながら、

心の中で誓った(一人勝手にだが)

 特別な、一枚の絵になりました。