大きな段ボール箱を積んで
クロネコヤマトさんへ走りました。
箱の中には、お米と、畑で採れた野菜。
私事ですが、
6月30日に
ひとり娘が入籍しました。
いい人に出会えて良かったね。と
新しい人生を歩き始めた娘を
ただ見守る母でございます。
きみに幸せあれ♬(絶唱)
段ボール箱の送り先は、引っ越し先の新居。
すっぴんだった私(笑) |
私は2005年から、シングルマザーになり
娘と2人三脚の生活が10年続きました。
絵描きは、収入が不安定で
世間並みの暮らしはできませんでしたが
山梨からバイクで帰ってチャブラで乾杯 |
「うちは貧乏だとは思わなかったよ」と
当時を振り返って笑ってくれる娘。
明るい人間に育ってくれて、母は嬉しいぞ。
ありがとう。
これまではバイクで30分ほどの距離だったので
すぐに届けることができましたが
今は電車で1時間半ほどかかります。
そのため
娘に、段ボール箱を送ったのは初めてでした。
米の袋を詰め込みながら
私の母を思い出していました。
18歳で故郷を離れ
一人暮らしていた私に、送ってくれた段ボール箱。
テープをはがしてフタを開けると
お米や野菜、懐かしい故郷の食べ物が 詰まっていて
ホッとすると同時に、とても嬉しかった記憶があります。
給料日前は特に
「食料が届いて助かった~」と安堵していたものです。笑
故郷の母は、今もなお
季節の山菜などを送ってくれるわけですが
宅配便の伝票に、名字の変わった娘の名前を書きながら
「娘が嫁ぐ」って
こういう気持ちだったのか。と
身に染みてくるのです。
きっと私も、これから
母のように
米や、野菜を送り続けるんだろうな。と
くすっと笑ってしまいました。
日本中の、愛の詰まった段ボール箱を
運んでくれるクロネコさん。
いつもありがとうございます。