DUCATI 3

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2023年2月27日月曜日

稲村ケ崎TARO’Sと、 Harley Davidson XL1200CX





稲村ケ崎TARO’Sの絵を描いてほしい。と

ご連絡を頂いたのは、昨年の11月でした。





TARO'Sは、2017年にお店を閉じた

コーヒーショップです。








7年間、絵を飾って頂きました





子供の頃、お父さんが運転する車の窓から

ハーレーがずらりと並んだ店を見て

ドキドキしていたそうです。









「バイクに乗ろう。そしてハーレーであの店に行こう」

そう心に決めて、

2017年の夏にHarley Davidson XL1200CXを購入。






「憧れていた場所に、ようやく行くことができる」と

改めて調べてみたところ、

すでに閉店したことを知り

私のブログに辿り着いたそうです。





タローズの記事を41も書いてました。






絵を頼もうか、思い悩んで数年が経ち


「やはり、叶わなかった願いを叶えたい。

タローズの前に愛車のハーレーを停めて

海を眺めている景色を描いてもらおう」と決心。







看板の上のカモメ








その想いを知った私は、

あの空間を伝えたいとの使命感に燃え

絵を制作する前に

これまで撮りためたTARO'Sの写真を集めました。





 





ツーリング日和の晴れた空

キラキラと輝く海







年季の入ったテーブルと

無骨だけど優しく包み込んでくれる、大きな椅子。











窓から眺める愛車は、Harley Davidson








この絵を描きながら

タローズで過ごした時間を

愛おしく思い返していました。







ネコ監督





















シゲさんが淹れてくれたコーヒーは

ロゴが入った、大きな白いマグカップ







忘れちゃいけないのは

ドアの近くにあった”黒電話”ですよね。












最後に、

窓の額縁に残された落書きのように

サインをいれました。











そして今日

額装した絵をたずさえて

北鎌倉へ行ってきました。







TARO'S のマスター、シゲさんは今

北鎌倉の喫茶店、侘助にいます。







ぜひ、シゲさんに会ってご挨拶したい。とのご希望で

待ち合わせました。







絵をご覧になって

感慨深く

「あぁ、やっと行けた」と一言





夢が叶った。と

とても喜んでくださいました。










TARO'Sの絵を

シゲさんと3人で眺めながら

思い出やバイクのことなどを話して

とても良い時間を過ごしました。







5年経ってもなお、

こうして想ってくれる人がいるなんて。

シゲさんは幸せ者ですね。






オーダーありがとうございました。