DUCATI 3

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2020年7月31日金曜日

どもなねごどは、ねぐならね話



明日から8月。
まだ梅雨空が続いていますが、外ではセミが鳴いてます。




さて私は
今年の正月に、
「毎日 ギターを練習する」と目標を立てました。


楽器は、子供の頃ピアノを少し習っていました。
ここ数年、ウクレレを弾いたりしていましたが

昔から、ギターの音色が好きで
弾いてみたかったのです。


もちろん、有言実行。


家を空けた日以外は、一日も欠かさず練習しているので
弦を抑える 左の指先が
カチカチに硬くなってしまいました。


何かに集中すると
「無」になれます。




各地では 更なる大雨の被害。
新型コロナウイルスの感染拡大も問題になっていますね。


心が痛む報道も、少なくありません。


この半年で、
これまでの常識も変わったり、
いろいろなことを考え直します。




















そして、私事なのですが
春先に 郷里に住む父の病気が発覚しました。




当時は、緊急事態宣言で他県への移動が禁止されていたし
なにより抗がん剤治療で 
免疫力が下がっている高齢者に、関東から会いに行っていいものか。


考え抜いた結果、
お見舞いには行きませんでした。


「心配で会いたい」という感情よりも、
いろいろなリスクを考えて 郷里の「命を守る」ことを優先しました。


自粛が解除になり、一度帰省しましたが
病院には入れないので、
3重ガラス越しに 姿を見ながら電話で話しました。


入院患者への面会は原則禁止となり
他県からの人間は 病院内への立ち入りも禁止。
(帰省後2週間、隔離生活し発症しない確認が必要とのこと)
入院している人の「命を守る」という観点で、病院として正しい判断だと思います。




第二波で、さらに感染が広がろうとしている今


郷里が さらに遠く感じるこの頃です。





父が病気になってから
離れている家族と 話す機会も増えました。

昔のことを思い出したり
家族それぞれの人生について 考えることも多くなりました。






いつの時代にも
そして、誰にでも
「どうにもできないこと」は起こります。




心配しても、悩んでも、どんなに考えても
解決できないことはあるわけで。



そんなときは
必要以上に、心配したり考えることをやめて
今やりたいことに取組むのが一番だと思いました。


絵を描くときも、集中しますが
仕事なので(笑)




そんなこんなで
ギターを弾く日々は これからも続くのであります。

















※タイトルの「どもなねごどは ねぐならね」とは
郷里の山形の言葉で
「どうにもならないことは、なくならない」の意。