タイトルの「浜辺の歌」
大正時代に作られた唱歌です。
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あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ しのばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も
貝の色も
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作詞 林 古渓
作曲 成田為三
作詞家の林さんが
幼い頃、辻堂海岸を歩いた思い出をもとに 作ったとのこと。
今では
JR辻堂駅の 発着メロディーになっております。
情緒があって いいですよ。
(・・隣の茅ヶ崎駅は サザンだけどな )
アサリの旬は、春。
活きのいいアサリを手に入れたので
”砂出し”して
様子を見ていました。
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塩加減はいかがですか |
みんな気持ち良さそうに 背伸びして
ゆっくりと呼吸している。
愛おしいぞ アサリ。
脅かすと、あわてて身を縮め
貝の中に隠れる
そんな姿も また可愛い。
もの言わぬ貝に
情がわいてきて
このまま 飼いたくなり
アサリと暮らす日々を思う。
夏が来て 一緒に波打ち際で 戯れたら
あっという間に 行方不明になるだろう。
そう きっと
振り向きもせず、一目散に 砂にもぐり込む。
やはり
住む世界が違うのだ。
気を取り直し
涙をのんで、酒蒸しにした。
忘れないよ。
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これからの日々で
波打ち際に行きたくなったら
私の中のアサリが 目を覚ました合図だ。
浜辺で 貝の色をしのぶ
春である。
ホントは ネコと暮らしたい。ミナコ