DUCATI 3

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2016年6月20日月曜日

キニナル ヒト。








今日は満月。











赤い月だな〜、と思っていたら

一年で一番 赤く見える日だそうで。世間では

「ストロベリームーン」と呼ぶそうです。






イチゴかなぁ

「恥ずかしがり屋の お月さん」でも いいような気がします。












さて。

製作中の、タタミの絵。

(あ、タタミ一畳大のキャンバスの絵です。)








ひたすら 木を描いていました。




木、   キ、   木、 キ、




きーーーっ






横に細長く伸びている 林の絵は、実寸で110cm。





主役のクルマに たどり着く前に、背景を仕上げなくてはいけません。




ハヤル気持ちを押さえながら、林に集中。

数えきれないほどの葉っぱを描きました。











「緑の点々」をランダムに置いてみても、

まるで「木」には見えません。




はてさて どうしたものか。

キャンバスを前に、緑色を相手に 奮闘しました。





はっぱはっぱ葉っぱ




そして

木を、木のように描く極意を発見しました。





それは、"木になりきって"描くこと。





ココに生えている木。

隣に生えている木。




みんな違って、みんな いい。

同じ緑色にしてはいけないのです。








湖に近い枝。

遠いところまで伸びる枝。










この木なんの木、気になる木。




気になる 木になる気。









愛車の絵描きですが、クルマを描くために

木になることもあります。








それぞれの木、

そして 葉っぱ一枚いちまいを描いていると

オナカに年輪

顔が 緑色になっているような気がしました。




まじ修行






日が当たる葉っぱ

暗い場所にいる 日影の葉っぱ。





日影の葉っぱの 人生まで考えてしまいます。

(ヒトじゃないから"葉生"か)







しかし 本気で 何十本もの "木"になりきると

ものすごく疲れますね。














グッタリしてきたので、ひと休みしようと

テレビのスイッチを入れたら









ちょうど

イタリアのミッレミリアの番組が 始まるところでした♫






リフレッシュ♫





イタリアの美しい風景を走る 

クラシックカーのストーリーが紹介されていました。

偶然 いい番組が見れて よかったです。


















2日間、木になりきって挑んだ 葉っぱとの

壮絶な戦いもようやく終り






次の段階へ





木分を新たに





黒い線を引きましたが





林の下は

地面ではありません。













ミナモっ





湖に映る、青い空。




背景に、これを描きたかったのです。














ミナモ(水面)を描くミナコ。







木々との戦いが 終ったと思っていたのに

水面に また同じ林を

それも逆さまに描かなければイケナイ事に気がつき、

ガビーーンと ・・・うれしくなりました。
















だいぶ進みました♫





パワーを使い切りましたので、今日はココマデ。

















製作の途中ですが、明日からはバイクの絵を製作します。

Oさん、申し訳ございませんが しばらくお待ち下さいませ。




次の製作まで、少しお時間をいただきます。

何卒 よろしくお願いいたします。








               鈴木ミナモ











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あなたの愛車を、1枚の絵に。
こころを込めて製作します!


愛車の絵描き 鈴木ミナコ


●  詳しくは、HPをご覧下さい。
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