DUCATI 3

オーダーの方法・お問い合わせについて   DUCATIの絵 ↑ をクリックするとホームページにJUMPします♫

2026年2月24日火曜日

観音崎に残る戦跡 砲台見学ツアーに参加してきました

 






三浦半島の先端にある、観音崎




大きな公園ですが

明治時代から国防の要として

東京湾要塞が作られた場所です。





2月14日に行われた

砲台見学ツアーに参加してきました。






集合場所のパークセンター。



公園入口にある煉瓦作りの建物は

明治31年に

旧日本陸軍の火薬庫として作られたもの。




基礎部分のアーチは

通気性を考えて設計されました。







平成23年までは、モルタルで白塗りされ

「青少年の村」集会室として

利用されていたそうです。



なごりのフクロウが、こちらを見ていました。







館内は当時の木組みが見られます。





最初から見ごたえ抜群ですが

ここで一時間の座学を受けて、いざ出発。

















北門第一砲台跡は

日本で最初の西洋式砲台




煉瓦の積み方で

作られた時代がわかるそうです。




隙間を埋める黒いものは、天然のアスファルト。

当時、秋田県で産出されていたものを使用








公園内には、20歳ころに来た記憶がありますが

ほとんど覚えていないので、新鮮でした。笑






第三砲台跡。



四角いくぼみは

弾丸を置いておくための空間







旧陸軍が明治10~20年代にかけて

9つの砲台を建設。






日清戦争、日露戦争時に

戦闘態勢につきましたが

実戦で発砲はされなかったそうです。












兵器の進歩で航空戦へと変わり

戦艦を狙うための大砲では、飛行機に届かないため

大正時代に廃止されていった砲台。







三軒家園地砲台跡

「陸軍の迷彩色」が塗られています。






この迷彩模様は、各所に残されていました。










この日の参加は16名

説明を聞きながら、3時間ほど公園内を散策。








傾斜のきつい細い山道もあり

いい運動になりました。





「防衛施設庁」の文字








第ニ海保(保の下に”土”)も見えました。







明治時代の弾薬庫

普段は閉まっていますが、特別に見学。











煉瓦の組み方にも

試行錯誤の跡が見られます。

いにしえの空気の香りがしました。













観測所跡。








すべてが「人の手」で作られたんですよね

ものすごい労力に驚きます。









関東大震災で

崩れた場所もあるそうです。








植物に囲われてゆく砲台跡









大砲が設置されていた場所には

当時のアンカーボルトが残っていました。




転ばないよう、気を付けましょう







山道から見えた観音崎灯台。


1869(明治2年)に点灯した、日本初の洋式灯台で

震災で2度倒壊し、今の灯台は

大正14年に再建されたそう








案内してくださったのは

東京湾要塞研究家のデビッド佐藤さん






各所をわかりやすく説明していただき

観音崎の歴史を知り

充実した時間を過ごしました。














説明を受けて「めがね橋」の下を覗くと

驚くほど深い切通しがありました。





ただ通るだけでは気が付かないですよね。



橋の根元に残る、昔の煉瓦など

研究家ならではのポイントも盛りだくさん。



ツアーに参加して、良かったです!(感動)







展望台には、戦没船員の碑







「安らかに眠れ わが友よ

波静かなれ とこしえに」







刻まれた文字の向こうに、穏やかな海が見えました。




きな臭くなってきた世の中に

平和を祈らずにはいられません。








最後に訪れたのは

昭和初期に、物資補給船のために作られた桟橋

運搬用のレール跡も残っています。







貴重な遺構が、各所に点在する観音崎公園。

お散歩しながら、歴史に触れることができます。


















2026年2月17日火曜日

Harley Davidson FXLRS

 


新しい相棒を、絵に描いてほしい。と

オーダーをいただきました。


体力の変化や

人生のステージが変わることを見据えて

ハーレーを一回り小さいモデルに乗り換えたそうです。



背景は、海。

「どこの海かはお任せします」というご要望でした。



将来へ向けての希望をお聞きしたので

これからの、明るく広々とした展望の意味を込めて

横浜の港にしました。





安政6年に開港した国際貿易港。



横浜は今もなお、進化し続けています。



水平線にはベイブリッジ、鶴見つばさ橋。









大さん橋や赤レンガ倉庫

みなとみらい地区も、斬新に姿を変えて

すっかり人気観光地になりましたね。







さて、昨年11月に

運命の出会いを経て購入したという愛車は

Harley Davidson FXLRS






ミッドナイトクリムゾンカラー

エンジンはミルウォーキーエイト114Ci



完成!



額装を仕上げて

先日、大船のトリプルカフェで

絵をお渡ししました。





想いが創造された絵になった、と

喜んでいただきました。


オーダーありがとうございました。








2026年2月16日月曜日

レンズ性能との戦い

 






ここ数日、春のような暖かさですね。




さて、先日より

新しい絵の製作に入っております。









お別れする愛車を、絵に残したい。とのオーダー

ステキなガレージのお写真をいただきました。




カメラのレンズの性能で

「歪曲収差」という現象があります。








わかりやすく、白い矢印↑で示しました。



垂直であるはずの壁が

斜めになっていますね。

これは、カメラを使うと、避けられない現象です。






写真だと、気にならないのですが





絵が完成して額装をした時に

額の垂直ラインに対して、壁の斜め角度が目立ち

とても不安定になるので






ラフスケッチの段階で

室内の透視図を引き直しております。





うん。壁が垂直だと、心が落ちつきますな(笑)




引き続き、がんばります!









2026年2月3日火曜日

今日は節分。2月になりました

 


先日、一枚の絵を仕上げました。




サインに描き入れる年号は「2026」

今年一枚目の作品です。



額装を仕上げて、絵がオーナーさんのお手元に届いてから

製作過程をブログに載せますね♬








昨日、さっそく

次の絵のキャンバスを買いに、バイクで画材屋さんへ





シートに乗っているのは

F6サイズのキャンバスです。








持参したオリーブ色の布に包んで

シートに固定(もちろんゴムバンドでね)






ここは

横浜に越してきて、一番近い画材屋さん

オシャレな外観の「クィル・アンカ」



クィルは”羽ペン”
アンカは”錨”
文具と横浜の港街の要素を取り入れたそう。




バイクの散歩をかねて、ときおり訪れています。




もちろん、この後も

横浜の街を、遠回りして帰りました。

(大事なバイクのメンテナンスであります)





リフレッシュしたので

明日より、新しい作品の準備に入ります!











私事になりますが

元旦に緊急入院した義父が

9日に亡くなりました。




そのため

1月の中旬まで、兵庫県尼崎と横浜を

新幹線で行ったり来たりしていました。





葬儀でも

笑いを交えて明るく見送る 親戚のみなさんに

関西人の持つ、優しさと強さを感じ

救われたというか

心強いというか 

暖かい気持ちになりました。









今年初めの絵に着手したのも、1月の後半。


キャンバスボードでの製作は

最初にジェッソを4~5回塗って、下地を作ります。






ジェッソが乾くまでの待ち時間を利用して

一枚の絵を描きました。





尼崎で見つけた、昭和を感じる古い町並みです。



こちらが写真









「自転車がほしいな」

それが最後の望みだったと聞きました。



不自由になった身体で

ここ数年は、思うように外出もできず




きっと義父は

元気だったころのように

行きたい場所へ

自由に走りたかったのでしょう。



尼崎の街かどに

後ろ姿を描き入れました。







私は、愛車の絵描きを始める前に

設計事務所でパースや図面を描く仕事をしていました。



ラフな建築スケッチは懐かしい。





さて今日は、節分ということもあり

ここで宣言します。





これから時間が出来たら、

街で見かけた古い建物と、人や乗り物など

ペンと水彩画で描いていこうと思っています。




古い建物が持つ、それぞれのストーリーや

思い出にまつわる風景を

一枚の絵に描き入れたい。





「個展を開きたい」という長年の夢がありましたが

ようやく”自分が描きたいもの”が見つかりました。






少しずつ、描き溜めて行こうと思っています。





それが今年の目標です。

↑言っちゃったので、がんばります(笑)