最近、小田原がおもしろい。
ということで
完成した絵の額装に出かける時は
さらに西へと足を伸ばしています。
こちらの洋風住宅は、箱根板橋駅から徒歩3分
「薬膳料理KURA」
1932年に
左官の棟梁が自宅として建てた「朝倉邸」を
リニューアルして、今年の9月にオープンしたそうです。
美しい玄関ホール
棟梁のセンスと確かな技術が伺えます。
数年前に空き家になり、
一時は取り壊しも検討された朝倉邸。
こんなに素敵な空間が
なくならずに良かった。としみじみ思いました。
体に優しいスパイスカレーを頂きました。
書斎のような落ち着いたスペース |
薬膳発酵キーマカレー。
ご飯は、大豆ライスをメインに地域の黒米と白米をブレンドしているそう。
目にも美しい色どりでした。
添えられた野菜の料理も、滋養豊富でとても美味しかったです。
木製の建具は、大好物です。
見てください。上下窓の、この鍵。(萌)
いい味が出てますね。
建物の持つ力を感じる
昔ながらの日本建築
深いブラウンと白のコントラストが美しい。
YAMAHAのギターが置いてありました。
お会計の時に「古いCBですね。」と
話しかけてくれたマスターも、
やはりバイク乗りでした♬
最近、私は”箱根板橋”に興味があり
画材屋さんに来るたびに、足を伸ばしているのですが
カレーを食べながら
テーブルに置いてあったMapを眺めて、
さらに行きたいところが増えました。
こちらは、同じ日に立ち寄った「松永記念館」
手作りされたものは、表情豊かです。
今となっては珍しい塀ですよね。
戦前・戦後に「電力王」と呼ばれた松永阿佐エ門氏が
収集した古美術品を一般公開するために作られた施設だそう。
昭和54年から小田原市に寄付された |
市の郷土文化館の分館として
庭園には無料で入れるんですよ、スゴイぞ小田原。
ちょうど紅葉が見ごろでした。
こちらは、先月訪れた「旧内野醤油店」
町屋風の土蔵造り。なんと明治36年に建築されました。
銅板も貼ってありますね |
薬膳料理KURAのすぐ近くにあります。
なまこ壁や、石造アーチなど
和洋折衷の意匠がみられます。
120年前の建築。
今は小田原市が保存しているそうです。
時代の流れとともに、街並みが変わっていきます。
古い建物を維持するのは、大変なことですが
各地にある歴史的に貴重な建物が
保存され有効活用されるといいですね。
冬はバッテリーの放電が激しいので
すぐにエンジンがかからなくなります。
愛するCBの体調を保つためにも
バイクには、こまめに乗らなければなりません。
いっそう、あちこち走らないといけないのであります。笑
また小田原行こう。