DUCATI 3

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2025年9月29日月曜日

北海道ツーリングの思い出 #harleydavidson

 



北海道にツーリングに行った思い出を

お誕生日のプレゼントにしたい。との

オーダーをいただきました。






雄大な景色が広がる場所は

上士幌町の「ナイタイ高原」だそうです。





それぞれ1台ずつ写った画像を元に

絵の中で、2台並べてほしい。とのご要望。






長年、大切にされている相棒ナックル。

古い車両ですが

快調に走り、帰路に就いたそうです。スゴイ!






感動しながら、タイヤパターンも

しっかり描き込みます。




細かいので、とても大変ですが

ひたすらガンバルのです。笑






美しいタンクのペイントも、仕上げました。






もう一台

エボルーションに取組みます。







タンクのフレアー模様も描き込んで

ツヤっと輝かせました。









美しい景色の中

トラブルも乗り越えて

美味しいものを食べ

たくさん笑ったツーリングだったことでしょう。







私も、高原の風を感じながら 描きました。









2台並んで、同じ方向を見つめている

素敵な風景を描かせていただきました。




オーダーありがとうございました。















2025年9月21日日曜日

日本一周の旅 Kawasaki estrella Final edition 2017

 



独身時代、バイクで日本一周した思い出を

絵にしてほしい。


と、オーダーをいただきました。





北海道から、九州まで

日本各地の

大自然の絶景や、地方の街並みの中に

愛車エストレアが映ったお写真を

何枚か送ってくだいさました。



心温まる数々の出会いがあったことでしょう。

美しい景色に感動し、時には悪天候と戦い

野宿をしながらの 壮大な旅の日々。



その「たくさんの思い出を、一枚の絵にまとめる」ことは難しい。

想いを巡らせながら

「愛車と、一心に駆けている姿」を描こうと決めました。








次の目的地に向かって、ひたすらに走る姿。





背景は、湖と山並み 美しい空を描きました。









今は、結婚して

2人のお子さんを育てながら

お仕事も忙しくがんばっている女性。










奮闘する日々、バイクに乗る時間はないけれど

また、一緒に走る日を夢見て

大切にガレージで保管しているそうです。








仕事に育児に家事に

忙しくがんばるお母さん。

応援しています!










私も各地を巡っていたので

一人で日本一周の旅をする”怖いもの知らず”な女性、大好きです(^^)





大切な思い出のオーダー

ありがとうございました。







2025年9月8日月曜日

愛車の思い出を一枚の絵に。





「愛車を手放すと決めて

絵に残そうと思った。」と



ご連絡をいただき、胸が熱くなりました。








背景は、夕日と海に。

そして、満開の桜を描いてほしい。との

ご要望もいただきました。





桜の季節は春霞

優しい色の夕空を描きました。








年齢のことも考えて、大きいバイクを降り

乗りやすいものに変えるとのこと。








自分の体調に合わせて

乗り方を変えることは

バイクを長く楽しむ、大切なポイントですね。







今回の絵は、F12号のアクリル画。

606mm×500mmと、かなり大きい絵です。



筆を持つ右手が、絵をこすらないよう

手袋をして製作します。






大きい画面なので、細かいところまで

描き込みます。







そのため、完成まで

2か月の長い戦いでした。








時間がかかりましたが

とことん描きこむことが出来て

充実した2か月でした。






思い出の愛車

HONDA CB1100F

SUZUKI GSX1100 カタナ








想いを込めて、制作しました。








優しい夕陽が、思い出を

いつまでも照らしますように。


オーダーありがとうございました。






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8月上旬、

この絵を描いている時

東本昌平さんがお亡くなりになったことを

知りました。





数年前に海辺のカフェで何度かお会いして

私の絵を見てくださったこと。

握手してくれた、大きな暖かい手

走り去って行く後ろ姿




握手した右手で

バイクを描いていると

いろんなことを思い出しました。




無念を思うと、胸が痛みます。




東本さん、私はこちらで

もう少し頑張って絵を描いていきます。と




筆を取りながら、

心の中で誓った(一人勝手にだが)

 特別な、一枚の絵になりました。


























 

2025年9月3日水曜日

鼻の下も伸ばさない話。#メディアリテラシー

 

午前中、インスタグラムのフォロワーさんから

一通のDMが入りました。








「このアカウントはミナコさんですか?」



フォローが来たのでフォローバックしたら 怪しいDMが来たそうです。








↑ 資産運用やら投資やらの勧誘メッセージ。






最近、よく目にしていた「なりすまし」



私になりすますとは

とうとう来たかと思いました。









ニセモノのアカウントを よく見たら

msの後の、アンダーバーが長い。

そして投稿数も少ない。(本物は799 ニセモノは9)( ノД`)シクシク…






私は、写真を無断で使われたうえに

同じような名前を使われ

なりすまされた被害者なのですが ←これ大事



私だと思ってフォローした人が

詐欺にあったらと考えると

黙っているわけにはいきませんな。←これも大事




ひと肌脱いで

さっそくFacebookとInstagram

投稿とストーリーズで告知をしました。







お口直しに

美しい海の写真まで載せましたよ。笑











ちなみに、こちらが本物のアカウントです↑

短いアンダーバーです。




私はアンダーバーも、鼻の下も伸ばしません。笑


もちろん、投資をすすめるメッセージなど送りませぬよ。





皆さま、怪しいDMは、スルーしましょうね。

どうぞお気を付けてください。





ふたたびお口直しの海



さて、ここから本題に入ります。


メディアリテラシーという言葉をご存知でしょうか。


(カタカナで気取っているわけではなく

日本語だと、説明が長い)



→メディアが伝える情報を収集・分析して理解し、批判的に評価する能力






この10年一気に 各種SNSが普及して

個人の発信が当たり前になりました。



生成AIが作りだす画像や文章は

本物と区別が付かないほどリアル。





そこで

今一度、声を大きくして言いたい。



無料で使えるSNSは、”そもそも怪しい”と思おう。

昔から「タダより怖いものはない」と言うからねぇ。



目の前に現れた情報を、すぐに信じないことも大切ですな。

怪しげな情報は、鵜呑みにしない。




SNSに踊らされるのではなく

うまく使えるようになるといいですよね。




ナリスマシー

からの

メディアリテラシー

という話でした。











2025年8月12日火曜日

祖父のまなざしを辿って #盂蘭盆会 









私がはじめて乗ったバイクは

じいちゃんの後ろ

HONDA スーパーカブ




「乗せて」とせがんでは

おんぶひもを結び

海沿いの国道を走った思い出があります。






ツーリングで。じいちゃん撮影





バイクで走ると

いつもの空と海が、何倍もに広くなって

後ろに流れていく




そんな世界に連れていってくれるじいちゃんを

幼心にカッコいいと憧れました。






それから時が過ぎ

小学生の頃、戦争の本に出会い衝撃を受けた私。



ある日、祖父に「戦争のことを教えて」と尋ねると

古いアルバムを開いて

写っている兵隊さんの名前と出身地を

一人ずつ説明してくれました。



 




それから何度か

祖父にアルバムを見せてもらいましたが

そのたびに、兵隊さんの名前と

思い出を話してくれました。




そして、最後に必ず

「戦争は、二度と起こしてはならない。」と一言。

真剣な、低い声を覚えています。









先日、故郷に帰省した時に

数十年ぶりに

祖父のアルバムを見る機会がありました。






そこには、見覚えのある写真と

見たことのない写真がたくさんありました。






破壊された町の写真

墜落した飛行機の写真など

戦時中の厳しい場面もあったのです。







祖父は、子供だった私に

見せる写真を選んでくれていたと、気づきました。



今思えば

辛かったことは

話したくなかったのかもしれません。








海軍航空隊だった祖父は

写真班で、たくさんの記録写真を撮影



戦争が終わってからは

カメラを片手に

家族の写真をたくさん撮ってくれました。








今回、祖父の遺品や

軍人時代の手記も見せてもらいました。








大正13年

20歳で故郷を離れ、横須賀海兵団に入団し

日本各地や海外へ行ったことが書かれていて

終戦まで21年間の軌跡を知ることが出来ました。





祖母と出会った横須賀。

その運命がなければ、私はここに存在していません。


せっかく近くに住んでいるので

手記を元に、祖父が見た風景を辿ってみたいと思っています。





今年初めに、友人に”先祖の戸籍を取れる”と聞いて

いろいろ調べ始めてから、

知りたかったことが続々と明らかになり、胸が震えます。


貴重な資料を見せてくれた本家の皆様に、感謝を申し上げます。







幼い頃、山や海に出かける祖父の後ろを

いつもくっついて走っていた私。



「よく来たな」と笑う声が聞こえます。













2025年8月8日金曜日

走り去る後ろ姿 東本昌平さん




握手してもらった

大きな暖かい手を忘れません。





漫画家の東本昌平さんが

お亡くなりになりました。







東本氏がツーリングの帰りに

立ち寄るコーヒーショップTARO’sで

何度かお会いしたことがあります。








TARO’sには長年

私の絵を展示していたので

コーヒーを片手に、絵を眺める東本氏と

緊張してお話しました。










穏やかな声と

走り去って行く後ろ姿を思い出します。




ありがとうございました。