今日は海風が
たいそう強い日でした。
海岸線を バイクで走ると
飛んできた砂で 顔がチクチクします。
CBを停めて
海を見ていたら、
こらえきれず 涙が出ました。
零戦用「鷲の眼」型航空眼鏡 ゴーグルは、泣き顔を隠すのにも 役立ちます。 |
1月22日。
ここ稲村ケ崎で 38年
R134を見守ってくれたコーヒーショップTARO'Sが
今日で お店を閉じました。
2010年から 7年間
私の描いた絵を お店の壁に 飾ってくださいました。
日本各地のお客様から
オーダーをいただいた、バイクやクルマの絵。
何枚か絵を仕上げると
平日の 早い時間に
交換に来ていました。
これまでに 数百台の「愛車の絵」達が
タローズの壁に並んで
稲村ケ崎の海を 眺めていたのです。
そのせいか 私は
いつ どこにいても
家で机に向かって 絵を描いていても
タローズの窓からの風景を 思い浮かべることが出来ました。
最後の日。
OPENして間もなく
隣のガレージがバイクで埋め尽くされ
店内はモチロン
お店の外まで
集まった人達で 賑わっていました。
私にとっても
たくさんの思い出がある
大好きな場所です。
遠征で疲れ
何も手に付かない時、
心の元気がなくなった時に
来たくなる場所。
雨の日も |
シゲさんが 作ってくれるコーヒーを飲みながら
目の前に広がる大きな空と、海を眺め
しばらくすると 元気な自分に戻れる。
かけがえのない 時間でした。
ここでしか会えない人たちとも
出会えました。
それぞれの思いを胸に
TARO'Sから見る、最後の夕日。
店内はずっと
満員電車のようでした。
シゲさんに会いたい たくさんの人が
次々と お店を訪れます。
シゲさんに会いたい たくさんの人が
次々と お店を訪れます。
座れなくても、
ずっと ここにいたい。
18日の夜 ここ最近は よくお酒を飲みに行きました |
東京から来てくれたYukoさん。
TARO'Sは Yukoさんと 初めて会った場所。
最後の日も 一緒に過ごせて
嬉しかったデス。
お店の片付け等で、マスターのシゲさんは
30日(月)まで TARO'Sにいるとのこと。
もしも 来店する方がいらっしゃったら
お店に入れるそうです。
「CBを 永遠に TARO'Sの前に置きたい」 その 一心で描いた絵 |
そして
壁の絵も、その日まで
飾っていいですよ。と
「たくさんの人に 見てもらったほうがいいから」と
長い間、絵を展示してくれて
いつも 応援してくれたシゲさん。
これまでに
交わした言葉は 心の奥まで 深く響き
いろんなことを教わりました。
感謝の気持ちは
言葉では表せません。
私も
年齢だけは、もう いい大人なので
"ダダ" をこねたりしませんが
心の中では
ちゃぶ台をひっくり返すほど 号泣してます。
21日の夕暮れ |
稲村ケ崎 TARO'S
いつまでも
大好きな場所です。
いつも 心の中にTARO'S |
TARO'Sでお会い出来た皆さまに
感謝を申し上げます。
そして
Special thanks, We love シゲさん♡
photo by Nさん |
大切な宝物のような
思い出ができました。
ありがとうございました。
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あなたの愛車を、1枚の絵に。
こころを込めて製作します!
愛車の絵描き 鈴木ミナコ
● 詳しくは、HPをご覧下さい。
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