2023年12月14日木曜日

歴史が残る街。小田原の箱根板橋  #薬膳料理KURA #松永記念館 #内野邸

 




最近、小田原がおもしろい。







ということで

完成した絵の額装に出かける時は

さらに西へと足を伸ばしています。




こちらの洋風住宅は、箱根板橋駅から徒歩3分

「薬膳料理KURA」





1932年に

左官の棟梁が自宅として建てた「朝倉邸」を

リニューアルして、今年の9月にオープンしたそうです。






美しい玄関ホール

棟梁のセンスと確かな技術が伺えます。







数年前に空き家になり、

一時は取り壊しも検討された朝倉邸。





こんなに素敵な空間が

なくならずに良かった。としみじみ思いました。







「薬膳料理」のお店。

体に優しいスパイスカレーを頂きました。


書斎のような落ち着いたスペース










薬膳発酵キーマカレー。

ご飯は、大豆ライスをメインに地域の黒米と白米をブレンドしているそう。


目にも美しい色どりでした。

添えられた野菜の料理も、滋養豊富でとても美味しかったです。









木製の建具は、大好物です。





見てください。上下窓の、この鍵。(萌)

いい味が出てますね。








建物の持つ力を感じる

昔ながらの日本建築

深いブラウンと白のコントラストが美しい。










YAMAHAのギターが置いてありました。





お会計の時に「古いCBですね。」と

話しかけてくれたマスターも、

やはりバイク乗りでした♬








最近、私は”箱根板橋”に興味があり

画材屋さんに来るたびに、足を伸ばしているのですが





カレーを食べながら

テーブルに置いてあったMapを眺めて、

さらに行きたいところが増えました。









こちらは、同じ日に立ち寄った「松永記念館」






入口の瓦土塀。

手作りされたものは、表情豊かです。


今となっては珍しい塀ですよね。






戦前・戦後に「電力王」と呼ばれた松永阿佐エ門氏が

収集した古美術品を一般公開するために作られた施設だそう。


昭和54年から小田原市に寄付された






市の郷土文化館の分館として

庭園には無料で入れるんですよ、スゴイぞ小田原。



ちょうど紅葉が見ごろでした。





























そして

こちらは、先月訪れた「旧内野醤油店」

町屋風の土蔵造り。なんと明治36年に建築されました。


銅板も貼ってありますね


薬膳料理KURAのすぐ近くにあります。


なまこ壁や、石造アーチなど

和洋折衷の意匠がみられます。









120年前の建築。

今は小田原市が保存しているそうです。














時代の流れとともに、街並みが変わっていきます。

古い建物を維持するのは、大変なことですが

各地にある歴史的に貴重な建物が

保存され有効活用されるといいですね。








冬はバッテリーの放電が激しいので

すぐにエンジンがかからなくなります。



愛するCBの体調を保つためにも

バイクには、こまめに乗らなければなりません。




いっそう、あちこち走らないといけないのであります。笑




また小田原行こう。