2023年8月16日水曜日

時間はとまらなくても、時計は止められる話



時間が止まった時計屋さんを見つけました。



風情のある建物です。






これまで長い間

腕のいい職人さんがいて、

たくさんの時計やメガネを修理してきたのでしょう。

よみがえった時計を手にして

喜んで帰る人々の姿を想像していました。





大きなのっぽの古時計~と口ずさみながら

この時計を思い出しました。




お世話になった方がくださった、アンティーク時計です。



1920年代のスイス製とのこと。

リューズでゼンマイを巻くのですが

「巻きすぎると、切れる」と聞いたので、恐ろしくて触れずにいました。




止まっている時計には、ロマンを感じます。(半分言い訳だ)



おそらく、まだゼンマイが切れていないので

「その気になれば動かせる」という可能性を残し

大切に保管しています。










そして、こちらも立派なアンティーク。



ギターではない
ネコでもない



私の部屋にある東芝のTCQ-134

学校などでよく見る、大きな壁掛け時計です。



おそらく4、50年前のものでしょう。


10代の頃働いていた会社が移転するときに

大掃除した倉庫で、ホコリをかぶっていました。





大きくてシンプルなこの時計が気に入ったと

当時の上司に言ったところ、快く譲ってくれました。




その倉庫には、

いい感じの古いアコーディオンも置いてあり

駄々をこねてもらえばよかったと、今でも後悔しています。笑