2023年7月1日土曜日

段ボール箱に愛をこめて。











大きな段ボール箱を積んで

クロネコヤマトさんへ走りました。








箱の中には、お米と、畑で採れた野菜。









私事ですが、

6月30日に

ひとり娘が入籍しました。





いい人に出会えて良かったね。と

新しい人生を歩き始めた娘を

ただ見守る母でございます。




きみに幸せあれ♬(絶唱)







段ボール箱の送り先は、引っ越し先の新居。




すっぴんだった私(笑)

















私は2005年から、シングルマザーになり

娘と2人三脚の生活が10年続きました。




絵描きは、収入が不安定で

世間並みの暮らしはできませんでしたが




山梨からバイクで帰ってチャブラで乾杯



「うちは貧乏だとは思わなかったよ」と

当時を振り返って笑ってくれる娘。

明るい人間に育ってくれて、母は嬉しいぞ。



ありがとう。












これまではバイクで30分ほどの距離だったので

すぐに届けることができましたが

今は電車で1時間半ほどかかります。




そのため

娘に、段ボール箱を送ったのは初めてでした。









米の袋を詰め込みながら

私の母を思い出していました。





18歳で故郷を離れ

一人暮らしていた私に、送ってくれた段ボール箱。





テープをはがしてフタを開けると

お米や野菜、懐かしい故郷の食べ物が 詰まっていて

ホッとすると同時に、とても嬉しかった記憶があります。



給料日前は特に

「食料が届いて助かった~」と安堵していたものです。笑










故郷の母は、今もなお

季節の山菜などを送ってくれるわけですが





宅配便の伝票に、名字の変わった娘の名前を書きながら

「娘が嫁ぐ」って

こういう気持ちだったのか。と

身に染みてくるのです。






きっと私も、これから

母のように

米や、野菜を送り続けるんだろうな。と

くすっと笑ってしまいました。





日本中の、愛の詰まった段ボール箱を

運んでくれるクロネコさん。

いつもありがとうございます。