2021年11月19日金曜日

関越タイムトンネル。

 

 

東京は練馬から、埼玉・群馬を通り
新潟までを繋いでいる、関越自動車道。



故郷に帰る時に 車で走る道です。

神奈川からだと圏央道経由が早い






日本の背骨ともいわれる三国山脈の谷川岳を貫通する”関越トンネル”は

約11Kmの、長い長いトンネルです。












通るたびに

川端康成の小説「雪国」で有名な一節

”国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった。”と

心の中で唱えてしまうのですが




トンネルを挟んだ関東と越後湯沢では、

四季を問わず気温が10度ほど違うことが多く

季節が一つ変わる、と実感します。





新潟長岡で見た虹




前置きが長くなりましたが、

先週末に父の一周忌で

故郷の山形に帰ってきました。





実家の目の前には、日本海が広がっています。














冬はたいてい、灰色の「The 日本海」




父の命日は1月11日ですが
12月と1月は法事を行わない、という慣習があり
繰り上げて11月になるんだそうです。また一つ賢くなりました。



海を臨む墓地は

いつ訪れても、美しい場所だと思います。


















十数年ぶりに再会した娘と従兄弟は、みんな社会人。

すっかり大人になりました。























海は透きとおって

風も清らかで

人も車も少なくて





関越トンネルを抜けると

時間の流れる速さが、確実に違う気がします。



神奈川で生まれ育った娘は

「まるで異次元だね」と感心していました。



言葉も、ぜんぜん違いますから、笑

(ちなみにカメムシのことを、ヘンヘンジョロと呼びます。)長い




町並みも、ほとんど昔と変わらないので

駆けまわって遊ぶ 幼い自分や友達の姿が、あちこちに見えるようでした。




変わらない海と、景色がそこにあるけど

子供は大人になり

お母さんはおばあちゃんになり

父の声は、もう聴くことができない。


みんな年を重ねて、変わっていきますね。







一周忌の翌日は

雨の予報が、ウソのように晴れました。






じっちゃんが晴れにしてくれたんだね。なんて言いながら



出羽街道路乃茶屋キラリ



山奥の道の駅までドライブ。

ここの”あんころ餅”は、栃の実を使っていて美味しいんです。

美味しいんです=んめなやの

















神奈川と仙台、山形と

離れて暮らしている親族が

久しぶりに集まり、楽しい時間を過ごすことができました。





















法要って大事ですね。


亡くなった父が、みんなを繋いでくれるんだな。と

しみじみ思いました。=思たなやの













11月には珍しい「青い海」が見れて

嬉しかったです。























【ラストレッスン】
これが言えたらネイティブです。

食べたかったら食べなさい
食べたくなかったら食べなくていいよ

=ふぃであんばふぃばいしふぃでぐねあんばふな




解読不能でしょ。笑