2013年5月19日日曜日

続・フリューテッドアーマー。






製作中の「甲冑」の絵。














オーダーの内容は

「ある人物」が着た「西洋甲冑を描いてほしい。」とのことでした。












参考資料もいただき

石器時代の石斧からの

武器の歴史も学びつつ











中世に発達した 西洋カッチューには

いろいろな種類があることを知りました。



参考図書:図説 西洋甲冑武器辞典


こういう、

ツルッとしたものが多いのですが

















美しい!と

感動してしまったのが、

マクシミリアン式甲冑。

         ↓






全体に入れられたリブに

心を奪われました。







前述しましたが

装飾ではなく、「強度と軽量化を改良した結果」の美しさです。


















闘うために生まれた、究極の美。
















そこには 強さと 勇気と

悲しさが

凝縮しているように思えました。




















むむー。これを描こう♡!と

自分で決めたワケです。


























よせばいいのに。




























それから

ソウゼツなリブとの闘いが続き
















描いても描いても、終らない日々♫

























ダンゴムシを想いながら

ようやく全体が現れてきました。











やっぱり、

フリューテッド アーマー(溝付甲冑)にしてヨカッタ!





しみじみ思う、日曜日の夜でした♫






















行きましょう♫

どこか遠くまで。